カテゴリー「ステンドグラス教室」の記事

2020年8月 9日 (日)

ステンドグラス 上達のヒント:直線カットが楽になるちょっとしたポイント

Img_20200808_211419

生徒さんがオリジナルの作品を制作中です。

同じサイズの台形のピースをたくさんカットします。

ガラスに型紙を貼ってから、その幅に合わせてカットしようとしていたので、まず台形の高さを計り、その幅でガラスをカットしてから型紙を貼るようアドバイスしました。

同じ幅の複数のピースをカットするときは、最初にその幅でガラスをカットしてしまった方が、幅がきちんと揃うしずっと楽にカットできます。

また、型紙と型紙の間に3mmくらいのスペースを空けて貼っていたので、隙間はガラスカッターが通るギリギリの1mmくらいにするようお伝えしました。

そうすれば、カットした後にほとんど研磨しないですみます。

5mm以下の中途半端なスペースを空けてしまうと、それをきれいにカットするのは困難です。

ワニ口で折り取ろうとしても、きれいにスパッとカットできずにギザギザのバリが残ってしまいます。

これもちょっとしたポイントですが、知っているかいないかで作業の出来栄えや効率に大きな差が出てしまうので、ぜひとも生徒さんにも覚えておいてほしいコツのひとつです。

2020年8月 2日 (日)

作業前に手洗いを!

教室にいらした生徒さんには、まず最初に流しで石鹸・ハンドソープを使用して手を洗っていただいています。

ただ、早く作業をしたい!というお気持ちからか、手洗いを忘れてしまう方もいらっしゃいます。

私も気づけばもちろん手洗いをお願いするのですが、先に他の生徒さんがいらしていてお話をしているときなどはお願いする機会を逸してしまうこともあります。

ということで、作業台にこんなものを置くことにしました。

これで皆さんすぐに手を洗ってくださいます!

Img_20200731_114115

コロナ感染症対策に限らず、こういう作業はどうしても手が汚れがちです。

作業前はもちろんですが、作業中・終了後もこまめに手洗い・うがいをする習慣をつけていただきたいと思います。

2020年7月26日 (日)

8月のスケジュール

8月のスケジュールです。

 

8月 6日(木) 13:15-15:15
8月 8日(土) 13:15-16:15
8月13日(木) 10:00-12:00、13:15-15:15
8月14日(金) 13:15-15:15
8月15日(土) 13:15-16:15
8月20日(木) 13:15-15:15
8月27日(木) 10:00-12:00、13:15-15:15
8月28日(金) 13:15-15:15

 

一日体験や見学も承ります。

メールかお電話でお問い合わせください。

2020年7月23日 (木)

ステンドグラス 上達のヒント:直線はカッターで切りましょう

ステンドグラスの型紙を切るとき、ステンドグラス専用のパターンばさみでカットする方がほとんどだと思います。

ステンドグラス用のパターンばさみは片側が二枚刃になっているものです。

慣れないとカットがしづらいので、型紙のラインの両脇を通常のハサミでそれぞれカットするよう指導するお教室もあるようですが、やはり時間短縮や確実なカットのためにはパターンばさみを使った方がいいと思います。

はさみの上手な扱い法については、また改めてお伝えしますが、今回は直線カットについてのお話です。

 

曲線に関してはパターンばさみを使用した方がいいですが、直線はぜひともカッターで切りましょう。

はさみでは、どんなに熟練しても完璧な直線にはカットできません。

カッターでカットするときは、ラインの両脇を、1mm(ケイムの時は2mm)幅でカットします。

カッターも慣れないと意外と上手に扱えないものです。

コツをいくつか挙げてみます。

 

 *カッターマットを敷きましょう。

  新聞紙や段ボールで代用することもできますが、今は小さいサイズなら100円ショップでも購入できます。

  餅は餅屋で、本当にカットが楽になります!

  カッターマットにも刃が食い込むくらいしっかりと刃を当てると、とてもきれいにカットできます。

 

 *カッターの刃はこまめに交換しましょう。

  ガラスにコパーテープを巻いているときにはみ出た部分をトリミングしたりすると、すぐに刃こぼれしてしまいます。

  刃を出しすぎないことも大切です。

  カッターの刃は、カットするものの厚みに応じて出す長さを調整します。

  薄い紙をカットするときにたくさん刃を出してしまうと、刃が安定せずうまく切れません。

 

 *定規は金属製のものを使用しましょう。

  プラスチックや竹の定規は、カッターで削ってしまう恐れがあります。

  画像のような金属製の定規や、縁に金属がついている定規を使用しましょう。

  ちなみに、油性ペンで線を引くときは、金属製または竹製の定規を使用しましょう。

  石油製品であるプラスチックは、油性ペンの油で溶けてしまいます。

  これ、意外とご存じない方が多いですが、知らずに使っていると定規がボロボロになってしまいます。

Img_20200723_202835

 

ちなみにもう一つ、正方形や角が直角の四角形をカットするときは、型紙に頼らずにガラスに直接油性ペンでカットする形を描いて、ガラスカット用直線定規でカットする方が確実にきれいな形のガラスを得ることができます。

ガラスの直線カットを苦手とする方も多いので、これもいずれコツをお伝えできればと思います。

2020年7月11日 (土)

生徒作品:星のランプ

生徒さんが昨年から取り組んでいた星のランプが完成しました。

 

点灯しなくても、ガラスの美しさにうっとりしますが。。。

Img_20200711_155609

点灯するとこの鮮やかさ!!

Img_20200711_155657

テーブルに反射する光もすてきです✨
Img_20200711_155711

星のランプは正確なガラスカットと立体の組み立ての技術を要するチャレンジングな作品です。

ステンドグラスの立体制作においての、ひとつの昇段試験のような位置づけです。

そのため、多くの生徒が制作にしり込みしてしまいます。

今回の生徒さんは、カットとそれぞれの5角錐の組み立てをとても慎重にされていたので、全体の組み立てはとてもスムーズに進みました。

まだ飾り方は考えていないそう。

置き型にしてもいいし、ペンダントランプにしてもとてもゴージャスですね✨

 

2020年6月29日 (月)

7月のスケジュール

7月のステンドグラス教室のスケジュールです。

今月は第4週目の木・金曜日が祝日のため、第5週目に教室を開催いたします。

 

7月 2日(木) 13:15-15:15

7月 9日(木) 10:00-12:00、13:15-15:15

7月10日(金) 13:15-15:15

7月11日(土) 13:15-16:15

7月16日(木) 13:15-15:15

7月18日(土) 13:15-16:15

7月23日(木) 祝日のためお休み

7月24日(金) 祝日のためお休み

7月30日(木) 10:00-12:00、13:15-15:15

7月31日(金) 13:15-15:15

 

感染症対策を慎重に行いながら、進めてまいります。

生徒の皆様もご協力お願いいたします。

2020年6月21日 (日)

ステンドグラス 上達のヒント:Health & Safety のすすめ

今回は「上達」のヒントとは少し異なるかもしれませんが、ステンドグラス制作を長く楽しんでいくためにとてもとても重要なことについてお伝えいたします。

ちょっと長くなりますが、お読みいただけるとうれしいです。

 

イギリスの大学院の文化財保存修復学に入学したとき、最初のガイダンスのテーマの一つが「Health & Safety」でした。

日本語で言うと「安全衛生」です。

自分と周囲の健康や安全を損なわないようにすることの大切さ、という感じでしょうか。

文化財修復では様々な薬品や工具を使用します。

文化財自体もホコリまみれだったり、生物の死骸やフン、酸化物などなど人体に有害なものがついている場合があります。

そんなわけで、作業場を常に清潔にする(場合によっては消毒する)、薬品は適切に管理する、換気を心掛ける、作業後は必ず手を洗う、作業場の汚れを外に持ち出さないために必ず白衣を着る、、、などなど様々な注意事項がありました。

先生方もHealth & Safetyについてはとても厳しかったので自然と身につき、今ステンドグラスの制作をする上でとても役立っています。

 

ステンドグラス制作でも修復同様に様々な薬品を使用します。

はんだには鉛が含まれています。

ガラスも常に手を切る可能性があるし、粉末が気管や肺に入ったら大変な健康被害を引き起しかねません。

電源の入ったはんだごてを不注意に放置すると、周辺のものを焦がしたり溶かしたり、最悪の場合は火事にもなってしまうかもしれません。

ステンドグラス制作に限りませんが、工芸、DIY、園芸などなど、刃物や工具、薬品などを使用する活動は実は常に危険と隣り合わせなのです。

そのため、教室では入会する方には必ずHealth & Safetyのガイダンスを行います。

「ガラスで自分を傷つけたら痛い」というのは日常生活でも体感することなので、ガラスに対して不注意になる方はあまりいらっしゃらないのですが、はんだや薬品については、その危険性をなかなかご理解いただけないことがあります。

ですが、ガラスで指を切っても、よほどの深い傷でなければ数日辛い思いをするだけで済みますが、薬品やはんだの鉛は吸引したり皮膚から吸収したりしてしまうので、ガラスの切り傷よりもよほどたちが悪いと思うのです。

作業中は夢中になってしまってHealth & Safetyの注意が散漫になってしまう生徒さんもいるので、気づくたびに小姑みたいに注意します💦

年長の生徒さんに注意をしてしまうのは申し訳ない思いがする反面、自宅で作業をする方もいるので、ここでしっかりと理解していただかなければとついつい強い口調で言ってしまうこともあります。

 

さて、新型コロナウイルス感染症が流行し、その予防法として手洗いや外出時の注意などが広く啓蒙されました。

その中に「家から一歩でも外に出たら、そこはすべてのものが『ペンキ塗りたて』だと思って行動しましょう」というのがありました。

私はよく生徒さんに、作業中の環境を「食べ散らかしたカレー皿のあるテーブル」「焼き肉をした後の食卓」なんて言葉で表現していました。

同じようなことだけど、「ペンキ塗りたて」の方が強烈でいいですね。

 

・ペンキ塗りたてのものに触った手で、顔を触りますか?

・ペンキ塗りたての作業台に財布や眼鏡を置きますか?

・ペンキ塗りたての手を洗わずにバッグの中を探りますか?

・せっかく完成させてきれいに洗った作品を、ペンキ塗りたての作業台に戻しますか?

 

そんな想像力をもって作業をしていただけたらなあと思います。

 

こんなお話をすると、「ステンドグラスってそんなに危ないの?! じゃあ習うのやめようかな。。。」と思ってしまう方がいらっしゃるかもしれません💦

そんなことはありません!!

例えば掃除をするときでも、漂白剤や除菌剤など人体に危険な薬品を使ったり、天井掃除など危険を伴う作業もありますよね。

ガーデニングで殺虫剤を散布したり伸び放題の雑草を刈るときは、薬剤や虫から身を守るためにマスクや手袋で防御するし、作業後は汚れた衣類を着替えたり手洗いうがいをいつも以上にしっかりしたりしますよね。

スポーツだって、ケガや事故がないように気をつけながら楽しみますよね。

そんな感じで、ちょっとレベルアップした注意を払えば、趣味としてステンドグラスを楽しむことは危険なことではありません。

 

ガラスの美しさ、ランプのやさしさは、いつまでも色あせないすばらしいものです。

自分だけのとっておきの作品づくりをいつまでも楽しんでいけるように、ちょっとした注意はいつも心掛けておきたいものです。

2020年6月13日 (土)

新しいスタイルでの教室が再開しました。

今週から自宅でのステンドグラス教室が再開されました。

生徒のみなさんと無事に再開できて、本当にホッとして明るい気持ちになりました。

教室ではステンドグラスに使用する道具をお貸ししているため、ご自宅では作業をなさらない方も多くいらっしゃいます。

そういう方々にとっては3か月ぶりの作業となるため、忘れてしまっていることなども多くあります。

今月はリハビリ月間のように、ひとつひとつの手順やテクニックを復習しながら進めていくことになります。

3か月のブランクをマイナスにとらえず、基礎を見直す良い機会にできればと思います。

2020年6月 2日 (火)

ステンドグラス教室 再開いたします

戸越銀座の自宅で開催しているステンドグラス教室を、今週から再開いたします。

通常のスケジュール通りに行います。

ステンドグラス教室では作業の性質上、普段から換気や衛生には注意しておりますが、今後は更に徹底した注意を払いながら開催いたします。

生徒さんはマスクの着用、手洗いの励行などにご協力お願いいたします。


密集を防ぐため、教室時間内の一日体験は当面の間、中止いたします。

教室時間外の一日体験、短時間の教室見学は承りますので、ご入会をご検討の方はお問い合わせください。


西大井のメイプルカルチャーセンターは7月からの再開予定です。



2020年5月30日 (土)

教室のために、飛沫防止シールドを自作しました。

東京都が来週からステップ2に進んだら、ステンドグラス教室も再開できます。

ステンドグラスでは特にはんだづけのときは十分な換気が必要なため、

普段から空気の入れ替えには注意していましたが、

このような状況となり益々気をつけなければなりません。

 

教室では一つのテーブルに二人ずつ向かい合わせに座るので、

向かいの人の飛沫を防ぐことが必要です。

今日、問屋さんからガラスなどが届いたので、その段ボールを利用して飛沫防止の衝立てを作りました。

Img_20200530_153425

ガラスの入っている段ボールはとても厚手で丈夫です。

そのままでは圧迫感があるし手元が影になり暗くなるので、窓を開けました。

Img_20200530_160426

最初はラップを貼ってみたのですが頼りない感じなので、ビニル袋を貼りました。

立てるとこんな感じです。

Img_20200530_160601

手作り感満載ですが、永遠に使用するものではないので(多分)、

飛沫防止スクリーンとしては十分だと思います。

 

より以前の記事一覧