« | トップページ | 新作のペンダントランプをアップしました。 »

2019年2月11日 (月)

ローザンヌ国際バレエコンクール2019

今年のローザンヌで3人の日本人ダンサーが入賞しました。

今回初めてライブビューイングで決戦を観ました。
今まではNHKのテレビ放送で解説付きで見ていましたが、ライブだと当然解説もないので、とても淡々と進んでいきました。

4位に入賞した男性の方は18歳というだけありすでに完成しているというか、今すぐどこかのバレエ団でソリストとして踊れそうな感じです。
コンテンポラリーもとてもよかったです。

入賞した3人はいずれもすでに海外のバレエ学校で学んでいます。
そのためか日本人が苦手と言われるコンテも、とても堂々と踊り慣れているような感じでした。
ローザンヌに出場することで世界中のバレエ団に顔を売れるので、留学というよりは就職のための機会づくりの意味が大きいかと思います。
海外留学で目標達成!ではなくその先を見て、いいダンサーになってほしいなと思います。

入賞できなかった男の子はまだ16歳で多少不安定なところもあるので、今後どうなるか評価が難しかったのだと思います。
まだ線が細く小柄ですが、手足が長くて王子様タイプのかわいい顔立ちが魅力的です。
決戦に進んだことでバレエ学校から留学許可のオファーはもらえたと思うので、今のやさしげな雰囲気は残しながらすてきなダンサーになってほしいものです。

NHKでの解説の方や審査経験者の方のお話を聞くと、振り付けや衣装はできるだけオーソドックスに、きちんと基礎的なことがあたりまえにできるダンサーが評価されるようです。
それは出場者側もわかっていると思うのですが、派手すぎたり不自然な衣装で踊っていたりする人はもったいないなと思います。

ローザンヌではありませんが、数年前にNHK主催の「バレエの祭典」という公演で、マニュエル・ルグリが選んだ10代のダンサーたちが舞台に立ちました。
昨年あたり、東京バレエ団や東京シティバレエのダンサーの中に見覚えのある名前があると思ったら、そのダンサーたちでした。

ローザンヌの入賞者も世に出てくるのは数年後なので、上手に成長してうれしくなったり、あれ、こんな風になっちゃったんだとすこしがっかりしてしまったりと様々です。

バレエの公演は、昔に比べて観客が高齢化している気がします。
日本全体が高齢化しているし、特に海外カンパニーはチケット代が学生がバイトで買えるレベルではなくなってしまっているので仕方のないことでもあります。
一方で日本のバレエ団の公演チケットは最高でも10,000円台前半くらいがふつうなので、ライブチケットの価格としては特に高額でもないと思います。
今は国内のバレエ団もレベルが高い公演をするので、もっと多くの人に舞台をみてほしいなと思います。
せっかく世界コンクールで入賞するくらいがんばっているダンサーがたくさんいるので、国内でもっと彼らの踊りを堪能できる機会が増えてほしいです。

« | トップページ | 新作のペンダントランプをアップしました。 »

バレエ」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ローザンヌ国際バレエコンクール2019:

« | トップページ | 新作のペンダントランプをアップしました。 »