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2014年5月 4日 (日)

ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1990@三菱一号館美術館

1週間ご無沙汰してしまっている間に、展覧会2か所とタンゴの舞台を観に行きました。

 

先月29日は祖母の命日のため、恒例の浅草への墓参りに行きました。
ここ数年、お彼岸も昭和の日も浅草は大変な混雑だったのですが、この日はそれほどでもありませんでした。
やはりGWとはいえ日並びが良くないからでしょうか。
おかげで一度行ってみたいと思いつつ常に満席で入れなかったイタリアンのお店で、念願のランチができました。
ウニのトマトクリームパスタがとてもおいしく、お店の雰囲気も堅苦しくなくすてきでした。

 

都営交通の一日乗車券を購入したのでフルに活用し、浅草橋問屋街での買い物の後日本橋に行き、そこから徒歩で丸の内の三菱一号館美術館まで行きました。
東京駅周辺も、去年と比較するとそれほどの混雑ではありませんでした。

 

三菱一号館では6日までイギリスの19世紀絵画の展覧会が開催されています。
建物自体が英国風なので、ラファエル前派などイギリス絵画の展覧会がすでに何度か開かれているように思います。
今回久しぶりに行ったら、床にカーペットが敷かれていました。
一号館は昔の建物の復元自体はとても雰囲気があってよいのですが、かつては床が板張りで、硬いヒールの靴で歩く人がいるとものすごく足音が響きました。
知らずにハイヒールで行った知人が、歩く度に針のむしろ状態で絵画鑑賞どころではなかったと嘆いていたので、私もいつも靴には気を付けて今回もゴム底の靴で行ったのですが、さすがにお客様からの要望も大きかったのでしょう。改善されていて安心しました。

 

イギリスの唯美主義ということで、バーン・ジョーンズやロセッティなどのラファエル前派やビアズリーなどの世紀末の挿絵画家の絵画の他、家具やアクセサリーなどの工芸品も展示されていました。
ラファエル前派は中学生の時に当時の伊勢丹美術館での回顧展に行って魅了されて以来、イギリスでもたくさん見てきました。今回は、特に私の好きなフレデリック・レイトンの初めて見る絵画があったのでうれしかったです。
企画展のキャッチフレーズでもある「唯、美しい」ということでいえば、レイトンの絵画が最も美しいと思います。あまり深いテーマ性などが感じられず「ただただ美しい」ということに特化していて、あっぱれとすら思います。

 

ロンドンのサウスケンジントンに、彼の住居がそのまま美術館になった「レイトン・ハウス」があります。
ロンドンに行くと、「ウォレス・コレクション」とともに必ず行く大好きなギャラリーです。
個人の邸宅に本人が描いた作品や収集した作品を展示する形のギャラリーは、その持ち主と趣味が合うと、まるで「私の夢のギャラリー」のようで興奮します。
レイトンハウスは小さいながらもその内装の呆れるほどの華麗さと展示されている絵画のうつくしさで、しばし異次元にトリップできます。
サウスケンジントン駅から少し歩きますが、お勧めのギャラリーです。
ウォレス・コレクションはフランスのロココ時代の絵画やイギリス・ヴィクトリア時代の風景画・肖像画、ハルスなどオランダ絵画など、これまた私と趣味がほぼ一致する美術館で、何度行っても飽きません。
こちらはオックスフォード・ストリートの繁華街から少し奥に入ったところで、周辺にはお店やレストランもたくさんあります。

 

一号館の企画展では久しぶりにビアズリーの「サロメ」の挿絵が見られたのもうれしかったです。
1990年代は世紀末ということなのか何周年というのがあったのか、ビアズリーもよく来ていたように思います。
全体的にそれほど目玉になるような重要な作品があった訳ではありませんが、この時代を知るには良い企画かなと思いました。

 

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