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2014年4月18日 (金)

『草刈民代が行く 世界遺産とバレエの旅』

2月にBSで放送された番組ですが、録画していたものをようやく観ました。
草刈民代さんがクロアチアの主に世界遺産となっている地を旅する場面と、
クロアチアのバレエ団で踊っている若い日本人ダンサーたちとの触れ合いを紹介しています。

クロアチアは本当に美しい国で、いずれは行ってみたい地のひとつです。
食事や伝統工芸なども魅力的でした。

10年以上前ですが、サッカーのヨーロッパ選手権にクロアチアが出場したとき
チームが30代以上のベテランか20歳前後の若手で構成されていて
中間の20代半ばの本来なら最も状態が良いはずの層があまりいなかったことがありました。
解説で、それが内戦の影響と知った時は言葉を失いました。
草刈さんも当時舞台出演のオファーを受けていたにもかかわらず、キャンセルせざるを得なかったそうです。

日本ではプロのバレエ団の数が限られており、現在では世界中のバレエ団に日本人ダンサーがいます。
私の知り合いでもルーマニアのバレエ団に在籍していた方がいました。
日本人はもともと技術に優れ、最近は容姿も美しいダンサーがたくさんいるので、海外でも違和感がありません。
それでもやはり表現をうまく出すのは難しいようです。

以前NHKで吉田都さんが若いダンサーを指導する番組を放送していた時も
吉田さんが細かな視線や手の動きなど、ほんの少しで表現が豊かになるということを繰り返し伝えていましたが、
今回の番組でも草刈さんが、モダンを踊る日本人ダンサーの方に、そのようなことを指導する場面がありました。

新聞の番組紹介で、熱血指導に「ひえ~」とおののいた、というようなことが書いてあったのでどんなスパルタかと思いましたが、
全く怖い雰囲気ではなく、バレエのレッスンでは一般的なレベルの熱血度でした。
そんな風に書かれて、少し気の毒になりました。

私は草刈さんは20代前半の若い時代しか観たことがなく、
当時は容姿の良いダンサーが少なかったので彼女の美しさは本当に際立っていましたが、
技術や表現力の面ではもっと上手な人がいるけどなあという印象でした。
しかしその後の経験の中で、きっと表現力も兼ね備えたダンサーになったんだなあというのが
その指導からも伝わってきました。

本当に少しの視線のタイミングや、手をほんの少しだけ遠くに伸ばすだけで
伝わるものの大きさが全く違ってきます。
同じ日本人同士だからこそ、苦手な部分やここを良くすればというポイントがわかるのでしょう。
こういう指導を幼い頃からしてもらっていれば、日本人ダンサーの表現力も上がってくるのかなと思います。

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