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2017年1月23日 (月)

『DAVID BOWIE is』 @寺田倉庫

先週20日(金)、天王洲で開催されているデヴィッド・ボウイの回顧展『DAVID BOWIE is』に行きました。
ジブリ美術館のように、日時指定された前売り券を購入するシステムです。
10-12時のチケットを持って11時前に入場したところ、始まったばかりの平日のためか人もまばらでとてもゆっくりと見ることができました。
一度入場すれば何時間でも滞在できるため、早い時間のチケットを購入するのがお勧めです。
展示物がたくさんあって、映像や直筆の歌詞、デザイン画などをじっくりと見ていたら、全部見終わったときには3時半を過ぎていました。それくらい見応えがあります。

感激したのが、70年代のビデオやステージ衣装、直筆の作詞したときのノートなどの実物が見られたことです。
まさか「Life on Mars?」のビデオのブルーのスーツや、ジギー・スターダストのアルバムジャケットの衣装の実物が現存しているなんて考えてもみなかったので、本物を目の当たりにして興奮してしまいました。
人手に渡ったものも少しずつ買い戻したりして収集していたそうです。

アーティストの衣装や楽器などはしばしばチャリティ・オークションに出品されて高値で売買されます。
それはそれでとても尊い行為ですばらしいと思う反面、ファンが目にすることができなくなるのも寂しいと感じることもあったので、このように本人や関係者が収集し、一括管理して時々一般公開するというのはファンにとってはとてもありがたいと思います。
先日テレビで、ボブ・ディランに関するものをアメリカの大学で管理している様子を見ました。
これもいずれ一般公開してくれたらうれしいなと思います。

V&A監修のため、展示がすごくかっこいいです。このセンスはイギリスならではだと思います。
ただ一つ不満だったのは、展示物に付いているキャプションが英語のみで日本語訳がなかったことです。
すべてのキャプションに「-ion」というその展示のテーマとなる英単語が添えられていますが、その言葉とキャプションが英語表記のみだったので、英語が理解できないと楽しめないのです。
一つの英単語に様々な意味を含ませていたりするので日本語訳も難しいとは思いますが、そこがキュレーターの腕の見せ所ではとも思います。

デヴィッド・ボウイが亡くなって、テレビで過去の映像が流れました。
ビデオはスペース・オディティ、ヒーローズ、レッツ・ダンスばかりでした。
たぶん権利関係で放映できるのがそれくらいだったのだと思うのですが、この3曲だけでデヴィッド・ボウイの魅力を伝えるのは難しいです。
興味を持たれた方はLife on Mars?、Ashes to Ashes、Look back in Anger、The Jean Genie などなど、他の曲のビデオをぜひ見ていただきたいです。
いつも「こんな美しい世界がこの世にあるのか」と思います。
ミュージシャンをアーティストと呼びますが、この人ほど本当にアーティストと呼ばれることがふさわしい人もいない唯一無二の存在で、残念ながら70年代をリアルタイムで体験できなかったのは悔やまれますが、同時代を生きられたことは幸せだと思いました。

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